ゲッコウスズメダイ
スズキ目スズメダイ科スズメダイ属
2022.3..4:投稿
【分布域】相模湾、駿河湾、伊豆大島、高知県柏島。
【生息域】生息水深はやや深く50m以深とも25~86mなどの岩礁。
【特徴】体色は灰色~銀色で鱗がやや目立つ。背鰭、臀鰭、尾鰭、は美しい黄色をしている。眼の上方には青紫色のアイシャドウで彩どられている。
「月光」
”月光”と聞くと何を思い浮かべるだろうか?
ベートーヴェンのピアノソナタ「月光」?
それとも、ショパンの「月光」?ドビュッシーの「月の光」?
はたまたアラフォー世代の人には鬼束ちひろの「月光」だろうか?
残念ながら、私が思い浮かべるのはクラシックの名曲でも鬼束でもない。
数日前に撮ったばかりの本種「ゲッコウスズメダイ」。
出来れば、”ブルームーン”の日か”中秋の名月”の日に合わせて投稿したいと思ったりしたが。。。
2022年はブルームーンはない。
今年の中秋の名月は9月10日。
あと半年。そんなに待てない。。。
ゲッコウスズメダイに出逢い写真を撮れたことが嬉しすぎて(子供か?!)
ブルームーン:ひと月に2回満月がある月の、2度目の満月のこと。
データ詳細
撮影日
2022.02.28 #1103
撮影ポイント
赤沢 0番
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「別個体!」
同じ赤沢のポイントで、オビトウカイスズメダイの幼魚や本種の上の写真の個体を撮った場所とは少し離れた所にいた。
こんなにレアなスズメダイに2個体逢えるとは、正直我が目を疑った。
が、夢・幻ではなかった。笑
それにしても何と良い名前を付けてもらったのだろう!
ネットでゲッコウスズメダイを検索すると伊東のカワサカさん*1)の記事が出て来た!
題して「36番目の新種!」(日本産スズメダイ36番目)
以前は「トウカイスズメダイSP」と呼ばれていたとか。
学名:Chromis tingting Tea, Gill and Senou, 2019
本種に和名がついたのは2019年。
図鑑『スズメダイ』では「スズメダイ属1種2」として紹介されている(初版は2011年)
「トウカイスズメダイとは別種であるという見解を多くの人が持っているが、文献に基づく確証がない。今後の専門家による研究に期待したい」(抜粋)と書かれている。
*1)伊東のカワサカさんは、以前ダイダイヨウジやフトスジイレズミハゼを私に見せてくれた方。
データ詳細
撮影日
2022.02.28 #1103
撮影ポイント
赤沢 0番
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)