フタスジタマガシラ

スズキ目イトヨリダイ科

2020.12.2:投稿


この魚の特徴として先ず挙げたいのは、この魚の「泳ぎ方」だ。

水平にスイーと動き、ピタッと止まる。数秒停止後また動く。

私のように鈍臭い撮影者にとっては、願ってもない理想的な動きと言える。

そうした事情もあり、かつてはよく撮った。

普通種。水深10m〜25m辺りに生息。南日本の太平洋側、八丈島、屋久島、琉球列島などが生息域。図鑑によっては「駿河湾〜」との記載もある。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.09.21 #513

撮影ポイント

沖縄 水納島 ポートウエスト

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

フタスジタマガシラ 幼魚

 

幼魚も成魚と同じ様な動き方をする。海の中では成魚も幼魚も良く目立つし綺麗な魚だが、ダイバーへの人気はイマイチ。何故だろう。そう言っている自分も最近あまり撮らなくなった。

 

今回改めて知ったのだが、同じイトヨリダイ科に「ヨコシマタマガシラ」という魚がいて幼魚は本種と非常によく似ている。
もしかしたら削除した写真の中に、ヨコシマタマガシラの幼魚がいたかも知れない。保存している膨大な数の写真をもう一度見直すのは不可能。

 

2種の相違点は黒色帯の間の黄色の濃さで、海中での判別は難しいと思われる。
ヨコシマタマガシラyg狙いでフタスジタマガシラygに再度チャレンジしようと思う。
*ygは幼魚の略表記

 

参考写真はフタスジタマガシラの正面顔。正面の顔は横からのアングルとはまた違った表情を見せる。
実は、正面顔もコレクションしている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2014.03.03 #405

撮影ポイント

石垣島 大崎ミノカサゴ宮殿

使用機材

Olympus XZ-1

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