フタホシフエダイ

スズキ目フエダイ科

2022.1.21:投稿



【分布域】石垣島:インド洋、中・西部太平洋。
【生息域】浅いサンゴ礁域に生息する。群れを作る。
【特徴】体地色は茶色。体側中央に白色の太い縦帯が走る。フエダイ科の中では小型種で体長は約20cm。背部に2つの白色斑が両体側にあり、尾柄部の上方に1つの白色斑、計5つの斑がある。各鰭は黄色。



前日投稿した「コロールアネモネシュリンプ」で、当図鑑でのアルファベット表記とカタカナ表記について言及した。
①日本の海に生息し和名がある種=和名をカタカナ表記
②日本の海に生息しない種=英名をアルファベット表記
③日本の海にも生息するが和名のない種=英名をカタカナ表記

ところが、上の何れでもない種がいることを思い出した。
④日本の海に生息しないが、和名がある種=英名をアルファベット表記し()内に和名をカタカナ表記

この④に当てはまるのが本種のはずだった。
Two-Spot snapper(ホソフエダイ)

ところが、昨年(2021年)本種の標本が日本でも採集され、新しく「フタホシフエダイ」の和名が付けられた!
よって本種は普通に①の仲間となった。残念??!

こだわる訳ではないが、本当はフタホシではなくイツツボシ。
五つ星☆☆☆☆☆ホテル
五つ星☆☆☆☆☆レストラン
五つ星☆☆☆☆☆フエダイ

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.03.23 #872

撮影ポイント

Palau Marine Lake

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

フィリピン バリカサグ島のフタホシフエダイ。(この写真を撮った時点ではホソフエダイ)
この写真では尾柄部の白色斑が良く分かる。
イツツボシフエダイである(しつこい!)

 

参考写真:同じ時の写真。
フタホシフエダイはこの写真のように、群れているところを見ることが出来る。

 

それにしても、日本の海では確認されてなかった時から何故ホソフエダイという和名があったのだろう。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.08.04 #295

撮影ポイント

Philippines Balicasag island Black Forest

使用機材

Olympus XZ-1

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