フサカサゴ
スズキ目フサカサゴ科
2021.8.29:投稿
【分布域】南日本、伊豆大島、小笠原諸島、
【生息域】やや深い岩礁域の砂底に生息。
【特徴】体色は赤色のものが多いが、色彩の個体変異が大きい。口が大きく体高が高い。やや寸詰まりな印象。側線は胸鰭の上あたりで急に湾曲して斜め下へ向かう。
「遅れてやって来た代表者」
フサカサゴ科の魚は既に20数種類を撮ってきた。
しかし本種フサカサゴは今年2月和歌山の須江 内浦ビーチの砂底で初めて撮った。
こんなことはままある。同じポイントで撮った「ヨウジウオ」も同じように他のヨウジウオ科の魚に比べて遅れてやって来た。
”科”の代表者?はゆっくりとおっとりと現れるものなのだろうか??
フサカサゴの命名者は、魚類学の父と言われる田中茂穂。
参考写真:同じ個体。
フサカサゴ科の魚は体に付着したものが多く、なかなか特徴が分かり難い場合が多々ある。
データ詳細
撮影日
2021.02.22 #961
撮影ポイント
和歌山県 須江 内浦ビーチ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)