チョウチョウウオ

スズキ目チョウチョウウオ科


2022.10.30:再投稿

チョウチョウウオの群れの動画を追加。

予てから見たいと願っていた「チョウチョウウオの群れ」に遭遇した!
2022.10. @屋久島 一湊 お宮前








HP公開前投稿

【分布域】津軽海峡~九州西岸の対馬暖流沿岸、宮城県以南の太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】水深の浅い岩礁域やサンゴ礁で見られる。
【特徴】体の色は黄色。体側には波型の茶色い縦線が多数入る。眼を徹黒色の帯の後ろに白色の横おびがある。


「ザ・チョウチョウウオ」

本種の名前がそのまま”科”の名前にもなっているチョウチョウウオ。
チョウチョウウオ科の代表者?!

魚には、眼を通る黒色の線や帯を持つ種が多い。これは”急所”である眼を隠す狙いがあるようだ。
幼魚などでよく見られる眼状斑も、本物の眼の場所のありかを欺く為と思われる。
魚の模様には生存していく為の様々な工夫?が隠されていて興味深い。


伊豆でも普通に見られる。チョウチョウウオ科の種としてはシラコダイと共に最も北方に適応した温帯種。

私は単独かペアでしか見たことがないが、海によっては大きな群れを作るらしい。日本では串本がチョウチョウウオの群れる海として有名。なんの為に群れるのかはっきりとは判明していないらしい。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2014.11.01 #452

撮影ポイント

屋久島 一湊 お宮前

使用機材

Olympus XZ-1

「チョウチョウウオ 幼魚」

 

どんな魚の幼魚も、あどけない顔で概して可愛い。
そして本種の幼魚もその例外ではない。

 

チョウチョウウオの幼魚の吻はきれいな白色、成魚のそれはグレーに黒ずんでいる。
尾柄部に黒色の帯があるのも、背鰭後方にある眼状斑と共に幼魚だけの特徴である。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.06.22 #810

撮影ポイント

柏島 民家下北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

2022.10.30:追加投稿

 

「チョウチョウウオの群れ!!!」(動画は本投稿の冒頭に)

 

 

チョウチョウウオの単体やペアーならかなり広範囲な場所で普通に見ることが出来る。
しかし、群れは限られた場所で、しかもタイミングが合わなければ見ることが出来ない。

 

情報では「チョウチョウウオが大きな群れで行動しているのを、和歌山県串本では見られることがある」と。
串本を訪れた際当然ながらリクエストしたが、現地ガイドの方は「ん~ちょっと!」と首を捻った。
串本でも常に見られるわけではないらしい。

 

チョウチョウウオはどんな時に群れて、一体何をしているのか?
完璧には解明されていないらしい。
ただ、サンゴの産卵の時期見られることが多く、そこに合わせてチョウチョウウオたちの繫殖行動もあるのではないかとの説もある。

 

そんなレアな光景を見ることが出来る「幸運」が予期せぬタイミングで訪れたのだ!
興奮せずにいられようか?!笑
ありがとう!屋久島の海!

 

2022年屋久島ツアーの最後の1本に、素晴らしい”プレゼント”が用意されていた。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.10.02 #1193

撮影ポイント

屋久島 一湊 お宮前

使用機材

GoPro HERO 7 Black

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