ベンケイハゼ
スズキ目ハゼ科イレズミハゼ属
2021.7.2:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆・小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域やサンゴ礁域の水深3〜30mに生息。岩の亀裂や岩穴の側面や天井面に多く見られる。
【特徴】頭と体に明瞭な明色横帯がある。尾鰭には暗色の点列が並ぶ。プランクトンを摂食する。
【識別ポイント】よく似たコクテンベンケイハゼ(20〜40m)より生息水深が浅く棲み分けている。本種には背鰭に黒色斑は無い。
「弁慶」
ベンケイハゼの名前の由来はやはりあの「弁慶」だろうか? 顔が「弁慶」に似ているのか?
参考写真はベンケイハゼの正面顔。(2015.12 @田子 白崎)
似ていると言われれば似ているし、似てないと思えば似ていない。。。。
そもそも「弁慶」の顔ってどんなだったのか??
イレズミハゼ属の中では、圧倒的にベンケイハゼに会う機会が多い。生息水深が関係しているのかも知れない。
データ詳細
撮影日
2020.01.17 #855
撮影ポイント
伊豆海洋公園
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
ベンケイハゼには甚だ失礼な言いようだが。
この写真のデータを見て何かの間違いではないかと疑った。そしてアレコレ確認した。
結果、間違いではなかった。
確かに屋久島のゼロ戦というポイントで撮っている。
屋久島のゼロ戦で、良くベンケイハゼを撮っている暇があったものだ。
このポイントはいつも時間が足りない程、撮りたいもので溢れているというのに。
ベンケイハゼはそんなことを言いたくなる程、馴染みが深く普通種なのだ。
こんなことを言っていると、弁慶に薙刀で切り倒されるかも。内密に願います。笑
データ詳細
撮影日
2017.10.06 #647
撮影ポイント
屋久島 一湊 ゼロ戦
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)