アヤニシキ
イギス目コノハノリ科アヤニシキ属
2020.12.23:投稿
アヤニシキの日本での分布は本州中部以南の沿岸、内海。伊豆でも水深の浅い場所で普通に観察することが出来る。
名前は漢字にすると「綾錦」。綾と錦、いずれも上質な絹織物のこと。また美しい紅葉を表現する時にも用いられる。この海草をアヤニシキと名付けた人の意図がうかがえる美しさだ。
付着している白い粒については後述する。
データ詳細
撮影日
2012.01.23 #264
撮影ポイント
田子 沖の浮島根
使用機材
Olympus XZ-1
アヤニシキは周囲の環境により薄紫色だったり、赤味を帯びた紫色だったり色彩変異に富む。
まるでレースのように細かい網目模様が見られる。
白い粒は嚢果(のうか)というそうだ。この中には胞子があり、やがて放出される。
胞子の放出はこの白色の粒が少し赤くなってきてからとのこと。
放出シーンを見てみたい。幻想的なのだろうか。
データ詳細
撮影日
2016.05.25 #550
撮影ポイント
田子 沖の浮島根
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
初めて訪れた伊豆大島の野田浜には、巨大なワカメ?コンブが生茂っていた。
そんな中で、ひと際妖艶な美しさを放っていたのが「アヤニシキ」。
その美しさを写真で表現するにはどうすればいいのだろう。
とりあえず、露出をアンダーにして撮ってみた。
データ詳細
撮影日
2020.08.30 #909
撮影ポイント
伊豆大島 野田浜
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)