アヤメカサゴ
スズキ目メバル科
2023.4.10:投稿
【分布域】岩手県~九州の太平洋沿岸、新潟県~九州の日本海・東シナ海沿岸、屋久島。
【生息域】水深110~210mの岩礁域に生息する。時折30~40m付近に現れる。
【特徴的】体色は鮮やかな紅色。頭部の斑紋が複雑。各鰭は黄色みが強い。体側に白点はない。
「文目カサゴ」
赤色と黄色の文目(分目)模様から付いた名前。
普通種のカサゴによく似ているが、本種は鮮やかな紅色であり、各鰭は黄色みが強く、カサゴの様な白点が体側にない。
日本周辺の温帯の海に広い分布域を持つが、何分にも生息水深が深い。通常ではダイバーが立ち入ることがないような深さ。時折上がってきた時に目にすることが出来る。
この写真を撮った時は、伊東の白根南でのナガハナダイ狙いだった。
その為、生息水深の深いナガハナダイに合わせて40m付近まで降りていた。そこで運よく出会ったのがこのアヤメカサゴ。
おそらくアヤメカサゴを撮るためにはここまで水深を下げることはない。
しかし、よく見るとなかなか綺麗な魚だと思う。
「いづれあやめかかきつばた」の言葉もあるくらい!笑
参考写真:同じ時の同じ個体。
水深も深く周囲はかなり暗かった。
データ詳細
撮影日
2016.06.14 #561
撮影ポイント
伊東 白根南
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)