アラリウミウシ

イロウミウシ科シラユキウミウシ属

2022.6.3:投稿



【分布域】インドー太平洋。
【特徴】体地色は橙赤色からピンク色、薄紫色と多様。外套膜最外周は乳白色の太い帯で縁取られている。その内側は赤紫色の帯が途切れがちにある。背面の正中線上に1本の乳白色の帯が入る。この帯は触角の間から始まり二次鰓を囲むが、途中で途切れることもある。触角と二次鰓は橙赤色。体長は25mmに達する。
【識別ポイント】本種は同属のクラサキウミウシとよく似ている。本種は背面の1本の乳白色の帯が二次鰓を囲むが、クラサキウミウシは囲まない。




「アラリウミウシ」

”アラリ”と聞けば、伊豆ダイバーは真っ先に西伊豆にある「安良里」という地名を思い出す。
おそらくこの「安良里」に由来した名前なのだろう。

しかし、本種アラリウミウシは比較的広範囲の海で見ることができる。普通種だと思う。


データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2014.05.04 #421

撮影ポイント

奄美大島 バベル

使用機材

Olympus XZ-1

アラリウミウシはクラサキウミウシとセットで覚えている。
両種はとてもよく似ている。

 

二次鰓を白色の帯が囲んでいる方がアラリウミウシ。
二次鰓を白色の帯が囲んでいないのがクラサキウミウシ。

 

参考写真:2016.4 @田子 白崎
直ぐ上の写真と共に田子・白崎のアラリウミウシ。

 

考えてみれば「安良里」でアラリウミウシを撮ったことはない。笑

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2016.05.26 #552

撮影ポイント

田子 白崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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