2022.3.11：投稿

【分布域】インド洋、西太平洋、中部太平洋。
【特徴】体地色は半透明の赤紫色。背側突起は基部は体色と同じで中ほどに紫色の輪があり、先端は白色。触角は赤橙色で後方には褶葉がある。口触手は触角より長く細い。色は基部が赤紫色。中ほどに紫色の輪があり先端は白色。



「艶やか！」

アデヤカミノウミウシをその名にふさわしく”艶やか”に撮れたらどんなに幸せだろう！
いつかそんな写真を撮りたいという私の野心が、本種の投稿を遅らせた。


ウミウシに限らず、魚類や甲殻類もメジャーな種ほど後回しになっているのは同じ理由。


理想のアデヤカウミウシの写真にはほど遠いが、、、涙
一方で、この図鑑もそろそろ充実させなくてはと思う。
メジャーな種を載せて行かねばと思い始めている。

今回の投稿で使う「アデヤカミノウミウシ」の写真は、撮影地が八丈島のものばかり。

実際、八丈島へ行くと必ずと言っていいほど本種に出合う。ナズマドや底土などのポイントで。

この写真、ピントを合わせながら触角の前に赤褐色の海藻があることに気付いた。
引き抜こうかと一瞬思ったが、それはやってはいけないこと！せめて横へ外せば良かった。

ウミウシはスーッと体を伸ばしてくれているとは限らない。

この個体のように丸まっていたりもする。
何やらアクロバッティックな体勢のアデヤカさん！笑