ハクセンミノウミウシ
ヨツスジミノウミウシ科ハクセンミノウミウシ属
2024.10.28:投稿
【分布域】フィリピンと日本からのみ知られる。
【特徴】体地色は半透明の黄白色。背面から尾にかけて複数の白色の縦線が入る。背側突起は4~5群で、複数の黄白色の縦線が入る。中腸腺が赤褐色から暗褐色に見える。触角の前方に朱色の斑紋が4つ並ぶ。触角は平滑で、色は体地色と同じ。半分から先は黄白色になる。口触角は平滑で触角よりも長い。色は体地色と同じ。半分から先が黄白色になる。
「ハクセンミノウミウシ」
かなり古い写真ではある。
大事な特徴である背面から尾にかけての複数の白色の縦線が十分に捉えられていない。
触角の前方にある朱色の斑紋も、なんとか確認は出来るが、鮮やかに色が出ていない。
写真の背景は、この時のインストラクター・マイさんが「ここっ!」と教えてくれている指。
懐かしい(笑)
昨日(2024.10.27)ハクテンミノウミウシを再投稿した。
本種とのこの2種の名前の違いは、”線(テン)と点(テン)”の差。
因みに本種はヨツスジミノウミウシ科ハクセンミノウミウシ属。
一方、ハクテンミノウミウシはケラマミノウミウシ科ケラマウミウシ属。
話は飛ぶが、、、
松本清張の『点と線』は余りにも有名な長編推理小説。
やっと秋らしい気候になって来た。
秋の夜長に『点と線』読み直してみたくなった。
データ詳細
撮影日
2012.09.23 #305
撮影ポイント
田子 沖の浮島根
使用機材
Olympus XZ-1