スバルヘビギンポ
スズキ目ヘビギンポ科
2023.7.1:投稿
【分布域】八丈島、宇治群島(鹿児島県薩摩半島の沖)、大隅諸島。
【生息域】水深10m以浅の岩礁で、枝の無いミドリイシサンゴ類の上やその周辺で見られる。
【特徴】体色は赤褐色から緑がかった色合いへと不明瞭なグラデーションをみせる。雄の婚姻色は黒色。鰓の後方に黒斑がある。
「スバルヘビギンポ!」
今から丁度1年ほど前に和名が付けられた!
学名:Enneapterygius erythrosoma Shen,1994
和名:スバルヘビギンポ
名前の由来は胸にある黒斑を星に見立ててだろうか?
ただし、”すばる”は1個の星を指すのではなく”星団”の名前。
冬の透き通った夜空に青白く輝く星団である。
話が逸れてしまった。
本種はゴマフヘビギンポの近似種とされてきたが1年前に和名が付いた。
そのためか本種に関する情報はきわめて乏しい。
しかし、それだけ貴重な種(写真)でもある。
参考写真:同じ時の同じ個体。
実はこの時、恐らく雌雄で2個体がいた。
その2個体が重なったり離れたり。
こんな時にも正面顔。笑
写真中央上に、もう1個体が辛うじて写っている。
データ詳細
撮影日
2023.06.18 #1285
撮影ポイント
柏島 民家下北
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)