シラコダイ

スズキ目チョウチョウウオ科

2023.4.15:投稿



【分布域】南日本の太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、屋久島。
【生息域】水深5~30mの潮通しの良い岩礁に生息。本州沿岸で繫殖が可能な温帯域に適応した種である。
【特徴】体色は淡い黄色。体後方に幅広い茶褐色の横帯がある。横帯の縁は白色。尾鰭は白色、黄色、茶褐色と塗り分けられる。他のチョウチョウウオ科の魚にありがちな目を通る帯は本種にはない。成魚の体長は約15cm程。幼魚には背鰭後端に眼状斑がある。



「シラコダイ 成魚」

和名のシラコダイは頭部は白粉を付けたような色をしていることが由来。
英名にはJapanese butterflyfish や Black lion butterflayfish などがある。
“Japanese”の名前があるが、日本の固有種ではない。

本種は時に大きな群れを作ることがある。
また、クリーニングフィッシュとしても知られていて、マンボウが出現する季節にはシラコダイの小さな群れを見付けると期待が膨らんだりするくらい。



さて、冒頭の写真。
まさに顔に白粉を塗って化粧をしたような、色白なシラコダイ!
「私、きれいでしょう~!写真を撮って良いわよ~」と近づいてきた。笑


参考写真:2016.8.27 @田子 沖の浮島根
成魚の写真だが、大きく撮り過ぎていて自分の中で低評価な1枚。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.10.28 #309

撮影ポイント

熱海 沈船→ビタガ根

使用機材

Olympus XZ-1

「シラコダイの様々なジェネレーション」

 

幼魚以前の「幼生」と呼ばれる頃の1枚。
「トリチクス」とも呼ばれる頃。
この写真についてはトゲチョウチョウウオの投稿を参照して頂きたい。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2016.07.30 #572

撮影ポイント

八丈島 八重根

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「シラコダイ 幼魚」

 

この頃のシラコダイが一番私好み!
腰を据えてじっくり撮りたかったが時間がなく、写真については不満足。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.08.30 #909

撮影ポイント

伊豆大島 野田浜

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「高校生くらいのシラコダイ」

 

成魚へ一歩手前のシラコダイ。
2012年の古い写真。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.03.28 #272

撮影ポイント

伊豆海洋公園

使用機材

Olympus XZ-1

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