ホソスジマンジュウイシモチ
スズキ目テンジクダイ科
2023.2.13:投稿
【分布域】西表島:インド・太平洋。
【生息域】海岸線付近のマングローブの根の間や汽水域の港の中など穏やかな場所に生息。
【特徴】体色は灰色。体側中央にある横帯は細い。体形は卵円形で側扁している。体高は高い。眼は大く口は斜め上を向いている。本種の眼はマンジュウイシモチのように赤くない。
「光と影」
同じテンジクダイ科のマンジュウイシモチと本種ホソスジマンジュウイシモチは似ていると言えばよく似ている。色合いを除けば。
マンジュウイシモチは「イチゴパンツ」の愛称で人気がある。
一方、ホソスジマンジュウイシモチはまるで白黒写真を撮ったかのように”無彩色”な体。
当然、本種はアイドルでもなければ、知名度も低い。
まさにこの2種は「光と影」。
参考写真:2011.2.11 @パラオ
冒頭の写真と共に、2011年のパラオツアーでのもの。
実は2枚共ダイビング中の写真ではない。
午前中にブルーコーナーやビッグドロップオフなどの外洋ポイントで潜った後、ランチタイムに上陸した無人島の縁?(沿岸?)。海中にある木の根の間で、小さな群れでいた本種を撮った写真。
データ詳細
撮影日
2011.03.13 after #190
撮影ポイント
Palau 無人島
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)
「パラオの無人島」
冒頭の写真を撮った無人島からの風景。
急いでランチを食べ終えて、ホソスジマンジュウイシモチを撮ったり、シュノーケリングをしたり。
木々からの木漏れ日が海面に映えて美しかった!
今も忘れられない風景!!!
データ詳細
撮影日
2011.03.13 after #190
撮影ポイント
パラオ 無人島
使用機材
Olympus XZ-1
「闇夜のホソスジマンジュウイシモチ」
この写真はダイビング中での1枚。
ただし、ジャスト18時エントリーのナイトダイビングでのもの。
いつもお世話になっているShop の桟橋下で水深もごく浅い場所。
この写真を撮った時は既に陽はどっぷりと沈んでいた。
掲載した写真はパラオでのものばかり。
考えてみれば、日本の海では会ったことがない。
西表島には生息するようだが、日本では「稀種」とされている。
データ詳細
撮影日
2019.03.22 #776
撮影ポイント
Palau Shop 桟橋下
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)