ソウシハギ

フグ目カワハギ科

2023.2.10:投稿



【分布域】北海道以南の太平洋沿岸、新潟県~長崎県の日本海・東シナ海沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良い岩礁やサンゴ礁斜面の中層に単独で生息。幼魚は流れ藻に付いて生活している。
【特徴】体長50~100㎝。体色は灰色。体側には黒色の斑紋と多数の青色のラインが入る。体は側扁した長楕円形。尾鰭は頭の長さより長く、ウチワ型をしている。眼の真上に長い棘がある。



「井田のソウシハギ」

初めて見たソウシハギ!
その時のことは、今でも鮮やかに蘇る。

その特徴的な体型や色彩。
大きかったこと。

井田のケーソンの方から、エキジット口へ戻る少し手前。
ハナタツナンパコの幼魚、カゲロウカクレエビなどを見てきた帰り。
ソウシハギが大きく感じたのも頷ける。笑


参考写真:同じ時の同じ個体。
順番が逆と言えば逆。最初に撮ったのがこちらの1枚。
何故かソウシハギの方から近づいてきた!
「フレームからはみ出る~!それ以上近づかないで~~」
私の悲鳴が聞こえるようなショット。
冒頭の写真はめでたく良い感じで離れて撮った写真。笑

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2014.10.19 #449

撮影ポイント

井田

使用機材

Olympus XZ-1

「ソウシハギ 生息水温」

 

この写真は南国パラオでのもの。

 

本種ソウシハギは世界中の熱帯域に分布。
18℃以下の水温では死滅するとされており、かつては主に沖縄などの南日本などに生息していた。
ところが最近の海水温度の上昇により、北海道以南の太平洋沿岸や日本海沿岸にも生息するようになった。

 

どうりで出版年代の古い図鑑では分布域が「南日本、伊豆・小笠原諸島、琉球列島」となっている。

 

ソウシハギの内蔵には致死性の猛毒があるそうだ。

 

名前の由来は、体の文様が”草紙”にいたずら書きしたように見えるから。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.03.19 #677

撮影ポイント

Palau Blue Corner

使用機材

Olympus XZ-1

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