シロタスキウミウシ
イロウミウシ科シラユキウミウシ属
2023.1.19:投稿
【分布域】インドー西太平洋。
【特徴】体地色は紅梅色から薄紅色。外套膜周縁は白色から桜色の線で縁取られている。その内側には赤紫色の円斑が並ぶが、頭部と外套膜後部しか目立たないものも多い。触角の間から1本の白縦線が伸びるが触角後方で2本に分かれ、二次鰓を囲むように後方で繋がる。触角は橙赤色。二次鰓は半透明の橙赤色で、縁が橙赤色。25mmに達する。
「襷(タスキ)リレー」
実はシロタスキウミウシの投稿は、もう少し後でと考えていた。
頭部から始まる1本の白色の縦線は、触角の後方で2本に分かれる。
そこが本種の名前「タスキ・襷」の由来である。
にもかかわらず、手元にあるたった1枚の写真は「タスキ」が明瞭に捉えられていない。
2本の白色縦線が写ってはいるが、真上から撮るべきだった。
そのため、数ヶ月前に投稿しようとしたが躊躇した経緯がある。
「撮り直してからだな~」と。
ところが、ハクテンミノウミウシの投稿で「駅伝」へと話が飛び、それが「タスキ」へと更に飛び、本種「シロタスキウミウシ」へと繋がった。
まさに、駅伝さながらの「タスキ渡し・襷リレー」となった。笑
データ詳細
撮影日
2015.09.01 #504
撮影ポイント
伊豆海洋公園 ブリマチ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)