パンダダルマハゼ
スズキ目ハゼ科ダルマハゼ属
2022.11.20:投稿
【分布域】小笠原諸島、紀伊半島~愛媛県、屋久島、口永良部島、琉球列島
【生息域】内湾の湾口から中程、サンゴ礁域の礁外縁や礁斜面に生息する。ハナヤサイサンゴ類の枝間でペアーでいるところが多く見られる。生息水深は2~15m。
【特徴】体色はクリーム色。鰭は黒色。頭部は丸く短い毛のようなものが密生している。
「ひっそり投稿 パンダダルマハゼ」
大きな声で「パンダダルマハゼ撮れました」とは未だ言えないレベル。
こっそり密やかに!笑
思いの外、パンダダルマハゼに会うチャンスは多い。
にもかかわらず、多いチャンスをしっかりとモノに出来ないのは色々深~い訳がある!
パンダダルマハゼはハナヤサイサンゴ類の中でも、枝の間が狭いチリメンハナヤサイサンゴなどが好きらしい。狭い場所、なんか安心感があるのだろうか?
分かるような気もする。
ところが、それこそが本種の撮影難易度を上げている。
「ここ、ここ」と指差されても、見る方向が多少でもズレると姿が見えなくなる。
場所が分かっていても、間隔の狭い枝が邪魔をしてフラッシュが届かなかったりする。
パンダダルマハゼに対する私の「トラウマ」も内なる敵。
(アラメサンゴガニやダルマハゼで触れた)
少しずつでもマシな写真を1枚1枚積み上げて「トラウマ」から脱出する予定。
今は、その道半ば!
参考写真:2020.9 @小笠原諸島 西島 西島東磯
目ピンはバッチリだが光が体に当たらず。
”パンダ”と呼ばれる所以の黒い鰭が、バックの闇に吸収されてしまっている。
データ詳細
撮影日
2022.11.11 #1201
撮影ポイント
柏島 後浜no.1
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)