キイロトゲアシガニ

イワガ二科トゲアシガニ属

2024.8.4:和名訂正



本種は当HPでも、甲殻類の図鑑でも「ミナミトゲアシガニ」とされていた。
しかし、近年トゲアシガニ属の和名や学名の見直しが行われた。

本種は
和名が「キイロトゲアシガニ」
学名が「Percnon guinotae」
上記の名前が妥当であるとのこととなった。

因みに本種の元の名前や学名を持つカニは「ミナミトゲアシガニ」を参照頂きたい。

【分布域】屋久島、琉球列島。【生息環境】サンゴ礁の礁原や礁縁に生息する。枝状サンゴの基部や、水路の亀裂などで見られる。【特徴】体は茶褐色。眼は明赤色。はさみ脚の掌部は上面と指部が赤紫色で掌部下面は淡緑色。歩脚の前節に黒褐色の帯があり、末端には明黄色の斑紋がある。はさみ脚は左右が同じ大きさ。甲は円形で平ら。




2023.11.7:再投稿



「ミナミトゲアシガ二」→「キイロトゲアシガニ」

2022年10月の投稿(下)とは違うアングルで写真が撮れたので再投稿。

2023年11月3~5日。
3連休を使っての伊豆周遊ツアー。
初日は田子。

沖の浮島根のローソク岩。
その頂上?にキイロトゲアシガ二はいた。
水中でも非常にカラフルに見えた。

ちょこまかと岩の溝を逃げ回っていた。
今回は甲の方向から撮影。


仲間の誰かがこの写真を見て「甲に”顔”があるみたい」と言った。
確かに”顔”に見えたりもする。(笑)



データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2023.11.03 #1333

撮影ポイント

田子 沖の浮島根

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

2022.10.15:投稿

 

2022年。
屋久島の海へ通って、今年が7回目。
今回は初めて潜るポイントへも何ヶ所か行った。
屋久島にはまだまだ、こんなにも素晴らしいポイントがあったのかと驚いた。

 

屋久島の海はそれだけ奥深いということか。
今年はそうした初めてのポイントと、馴染み深い定番のポイントをバランス良く潜った。

 

 

屋久島の定番ポイント「ゼロ戦」は、今年も外せない。

 

ましてや私には、ここに去年からの”忘れ物?”があるのだ。
その”忘れ物”とは、他のポイントでの生息情報を殆ど聞かない「セホシテンジクダイ」。
これをどうしても撮り直したかった。

 

セホシテンジクダイの消息を尋ねてみると「今はいませんよ。あれは”流れ者”だから」とあっさり。
残念無念。意気消沈した。
これだから生き物は出会った時にキッチリ撮っておかなくてはいけない。

 

しかしブリーフィングで聞きなれないエビの名前を耳にして、俄然やる気がメラメラ。
その名も「ヒノマルテッポウエビ」と「トリコロール・シュリンプ」。

 

必死になってそれらのエビを探した。。。
その結果の副産物が本種「キイロトゲアシガ二」

 

ヒノマルとトリコロールに会えたかどうかは、また後日。笑

 

ここまで本種「キイロトゲアシガ二」について何も書いてないような、、、涙

 

キイロトゲアシガ二はゼロ戦の残骸に棲んでいた。
さほど逃げ足が速いわけでもなく、カラフルな個体だった。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.10.02 #1192

撮影ポイント

屋久島 一湊 ゼロ戦

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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