ハナダイギンポ
スズキ目イソギンポ科
2024.4.18:再投稿
顔の色艶も素晴らしい美人のハナダイギンポに出会った(笑)
最後尾に掲載。
2022.8.22:投稿
【分布域】屋久島、伊江島、宮古諸島、西表島:インド・太平洋の熱帯域。
【生息域】サンゴ礁、サンゴ礁外縁の岩礁などに生息。
【特徴】体色は鮮やかな黄色からオレンジ色。腹鰭の直前にある肛門の前に1黒斑がある。
「ハナダイギンポ」
本種ハナダイギンポは、眼も大きく体色も鮮やかな色合い。
”見目麗しい”ギンポである。
基本、ハナダイの仲間と混泳している。
鮮やかな体色は、ハナダイに擬態しているため。
せっかくなら、ハナダイの仲間と混泳しているところを撮ってみたいが。。。。。
識別も撮影も難易度は高そう!!!
ハナダイギンポは遊泳性が高く、プランクトン動物を摂食する。
写真は巣穴から顔だけを出しているところ。
危険を感じると巣穴へ逃げ込むとのこと。
怯えた顔には見えない。むしろ”とぼけた様”な表情。
この時は、何に危険を感じたのだろう??
えっ?私の殺気? 笑
データ詳細
撮影日
2020.03.22 #871
撮影ポイント
Palau Big Drop Off
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「見目麗しい ハナダイギンポ」
2024年のタイ・クルーズダイビングでの1本目。
ごく小さな根にキンギョハナダイが群れていた。
現地ショップのガイド猛志さんがその中のちょっと違った泳ぎ方をする魚を紹介してくれた。
「キンギョハナダイに擬態して混泳しているギンポ」と。
ここで私はとんでもない早とちりをした。
「ハナダイに擬態して混泳している」と自分勝手に頭の中で省略したり置き換えたり。
要はハナダイに擬態して混泳するスズメダイ科の魚「ハナダイダマシ」を紹介されたと思い込み、テンションはマックスになった。
猛志さんは「ギンポ」とハッキリ言っている!(書いている)
しかし私の思い込みの前には、もはや何も耳には(頭には)届かない。
そして私のテンションがマックスになることは、何のプラス効果ももたらさないのが常。
いや、むしろマイナスばかり。
オレンジ色のキンギョハナダイに混じってくねくねと泳ぐオレンジ色のハナダイギンポを狙ったが、案の定巣穴に逃げ込まれてしまった。
ここ10年近く「ハナダイダマシ」を撮りたいと思い続けてきた。
そんな伏線?(情念?執念?)があったせいか、船へ戻ってもまだ「ハナダイダマシ」と勘違いし続けていた。
そしてそれから、1日が経ち、2日が経って、タイ・クルーズダイビング最後の1本を迎えていた。
しかもその最終盤。
海の中でオレンジ色のキンギョハナダイの小さな群れを見た。
よく目を凝らすと、キンギョハナダイに混じって泳ぐオレンジ色の魚。
ここでやっと私は目を覚ました!!
スズメダイ科のハナダイダマシじゃなくて、イソギンポ科の「ハナダイギンポね」と気が付いた。
私にしては比較的冷静にカメラを構えたが、やはり穴へ逃げ込まれた。。。。。
帰国後。タイで撮ってきた写真を見ると、、、。
そこには、
青黒くくすむこともない鮮やかなオレンジ色の肌。
ブルーのアイラインも一際オシャレ。
若く超美人の「ハナダイギンポ」がニッコリ微笑んでいたのだった。
因みにスズメダイ科のハナダイダマシは背側が緑色腹側は白色。
体色はオレンジ色ではない。。。
データ詳細
撮影日
2024.03.19 #1384
撮影ポイント
Thailand Bon North Reef
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)