イトマンクロユリハゼ
スズキ目ハゼ科クロユリハゼ属
2022.8.21:投稿
【分布域】伊豆諸島、千葉県~高知県、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域に生息。水深1~10mの礫や死サンゴ片混じりの砂底や砂泥底の中層を、単独や小さな群れで遊泳又はホバリングする。
【特徴】下顎下面に皮弁がない。胸鰭基底に黒色線がある。頭や体に明瞭な暗色斑がないのが特徴。
「ゼブラハゼに感謝!」
2022年8月の久米島。ゼブラハゼを撮るのが大きな目的だった。
前年訪れた時に、久米島にはゼブラハゼがかなりの数で生息していることを知った。
その為か、私の目はゼブラハゼに合ったピント?サイズ感?になっていたらしい。笑
”その目”で海の中のあちこちを、良い被写体を求めて探していると飛び込んできたのが写真のハゼ。
見た途端に、ゼブラ模様がないことに気付いた。
もしや「イトマンクロユリハゼ」ではないか?と期待した。
陸で確認すると期待通り。
もっと粘って撮れば良かった。
せっかく、ゼブラハゼがくれたチャンスだったのに。。。
こうして”宿題”は、次の海へと残っていく。
そう言えば、60年程前の私。
8月後半の今頃は、いつも積み残した”宿題”に悩まされていた。。。
参考写真:同じ時の同じ1枚のトリミング前。
15~20匹の群れだった。
データ詳細
撮影日
2022.08.06 #1167
撮影ポイント
久米島 ノースライン
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)