フジタウミウシ属の1種6
フジタウミウシ科フジタウミウシ属
2022.5.1:投稿
【分布域】伊豆諸島、南西諸島。
【特徴】体地色は白みを帯びた半透明。背面全体にやや隆起する黒色斑が散在する。頭部前縁には6~7本の指状突起がある。この突起は先端部は黒色で多数の棘がある。触角の褶葉は黒色。二次鰓は先端が黒色で中程は橙色。
フジタウミウシ科のウミウシの大好物コケムシに3~4個体が乗っていた。
この写真を撮った時、メインターゲットはハクセンエビだった。
綺麗な薄紫色のスナイソギンチャクと共生していた。ひとしきりみんなでこのエビを囲み夢中で撮った。
その直ぐ脇にこのウミウシがいた。
ぐちゃっと数個体がコケムシに乗っていて、何がどうなっているのか俄には理解できなかった。
このウミウシ、図鑑によっては「フジタウミウシ属一種3」となっている。
ここでは、ネイチャーウォッチング・ガイドブック「ウミウシ1260種」の分類名に準じて「フジタウミウシ属の1種6」とした。
参考写真:同じ時の同じ個体。
アングルをやや変えて1個体をズームアップしようと試みたが、余り代わり映えしなかった 笑
データ詳細
撮影日
2017.01.27 #610
撮影ポイント
大瀬崎 湾内
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)