シチセンムスメベラ
スズキ目ベラ科カンムリベラ属
2022.3.24:投稿
【分布域】小笠原諸島、和歌山県串本、高知県、屋久島、琉球列島。
【生息域】浅い内湾のサンゴ礁の砂地が多い環境で見られる。
【特徴】雌雄の色彩はほぼ同じ。雄相は体のサイズが大きい。胸鰭後方の腹部に黒っぽい暗色斑が入る。背鰭中央に眼状斑が1つある。全てのステージで背面から体側中央に横帯が数本あり、尾鰭は透明で斑紋はない。
雌相は背鰭の先端・中央・後方に眼状斑が3つある。雄相の腹部の黒っぽい斑紋と同じ場所に雌相では赤っぽい斑紋が入る。若魚や幼魚は成魚より背鰭の3眼状斑が明瞭。腹部には赤っぽい斑点が多数散在する。
「シチセンムスメベラ 雄相」
ベラの成長過程は大まかに言って [幼魚→若魚→雌相→雄相] と変化していく。
ベラは雌性先熟。(トカラベラで詳述)
今一つ発色が良くないが、雄相の写真はこの1枚しかない。
データ詳細
撮影日
2015.09.20 #510
撮影ポイント
沖縄本島 万座 なかゆくい
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
シチセンムスメベラ 若魚
雄相の次は雌相の写真を載せたいところだが。。。
“雌相”へはあともう一歩。18~19歳位の美しいお嬢さん世代のシチセンムスメベラ。
胸鰭後方の腹部に赤っぽい斑紋が見られるようになれば「雌相」と言えるのだが。
データ詳細
撮影日
2018.11.23 #752
撮影ポイント
石垣島 コーラルガーデン
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
シチセンムスメベラ 幼魚
小さな個体だった。
海の中でも「シチセンムスメベラの幼魚だな!」と確信して撮った。
この個体レベルの幼魚には、もう1つ尾鰭基底に1黒色点がある。
データ詳細
撮影日
撮影ポイント
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)