カスリイシモチ
スズキ目テンジクダイ科

2025.9.26:再投稿
普通種ヒトスジイシモチとは”何かが違う”と思って執拗に狙って撮った。
結果、本種カスリイシモチだった。
最後尾に掲載。
2021.7.14:投稿
【分布域】伊豆・小笠原諸島、和歌山県、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域に生息。岩穴やサンゴ陰、岩礁の根の側面や亀裂に身を寄せている。生息水深は浅い。
【特徴】体側には鱗が目立つ。吻から眼を通る体側中央にある1本の縦のラインは目立たないこともある。尾鰭基底にある黒色の丸い斑紋は中心よりやや上にある。
【識別ポイント】同属のヒトスジイシモチに似るが、本種の方が体高が高く鱗が目立つ。ヒトスジイシモチの体側中央の縦帯は明確。また尾鰭基底の黒色の斑紋は中央にある。
データ詳細

撮影日
2012.11.03 #313
撮影ポイント
石垣島 インディアンの塔
使用機材
Olympus XZ-1

「疑惑!」
2025.9.26:再投稿
久米島のトンバラザシ。
ちょっと窪んだ薄暗い岩陰。
何か怪しい風情のイシモチが。。。
定年間近の老刑事(私)の鼻が匂った!
長らく指名手配している”ユカタイシモチ”かも知れない。
いや?普通種”ヒトスジイシモチ”かも知れない。
自分の嗅覚も最近めっきり衰えをみせている。
インストラクターのマサさんが近寄って来た。
「何撮ってるんですか~?サポートしましょうか~」と上手に件の魚をライトで照らしてくれた。
そうやって撮った一枚。
長年追い求めている”ユカタイシモチ”は、体中央を走る黒色縦帯より上に小振りの黒点がある。
体高も低く、シュッとしている。
写真の個体。
・体高が高い。
・体側の鱗が目立つ。
・第1背鰭の前端が黄色い。
・眼を挟む2本の白線が斜めになっている。
これらの特徴を勘案すると、、、
写真の個体は本種・カスリイシモチ。
こんな事を幾度となく繰り返し、
ユカタイシモチにめぐり逢う日を諦めてはいない。
データ詳細

撮影日
2025.07.19 #1539
撮影ポイント
久米島 トンバラザシ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)