メイタイシガキフグ
フグ目ハリセンボン科
2024.3.6:投稿
【分布域】佐渡島以南の日本海沿岸、伊豆半島以南の太平洋側沿岸。
【生息域】水深5〜30mの沿岸浅所の砂泥底や砂礫底で見られるが、稀に岩礁やサンゴ礁にも現れる。
【特徴・識別ポイント】体の背面と側面に少数の黒色斑の集合があることが特徴。体色は腹部が白色でその他は淡褐色。体長は最大で30cm程。口は小さい。体の棘は固定されている。日本では稀種。
同じハリセンボン属のイシガキフグとの相違点は、本種メイタイシガキフグの尾柄部には棘が無いこと。口角に短い棘があることなど。
「メイタイシガキフグ」
本種メイタイシガキフグは体も小さく、愛嬌のある可愛い顔をしている。
同属のハリセンボンと良く似ている。
ハリセンボンは通常体の棘は寝ているが、体を膨らませると立つ。
一方本種メイタイシガキフグは常に棘を立てている。ただし、棘は短い。
この写真、背景に同化してしまっていて分かり難い。
残念ではあるが、日本においては稀種である本種メイタイシガキフグに会えたことを喜びたい。
データ詳細
撮影日
2021.06.12 #1013
撮影ポイント
柏島 民家下北北
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)