クロハコフグ
フグ目ハコフグ科
2024.10.12:再再投稿
【分布域】南日本の太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】15m以浅のサンゴ礁域に生息。礁池や礁斜面などのサンゴの根の周辺に砂地のある場所で単独で見られる。
【特徴】体の背部には白色ないし黄色の斑点が密生する。雄は背部を除き体の地色が青色。雌は地色全体が黒い。
「クロハコフグの求愛行動(ペアー)」
日没がせまる屋久島・大瀬の海。
クロハコフグの雄が忙しなく高速の泳ぎを見せている。
その雄に呼応した雌のクロハコフグが、雄とペアーを組む。
「すわっ!クロハコフグの産卵か!!!」
無粋なダイバーが10人ばかりで遠巻きで取り囲む。
カメラのフラッシュを焚く!
「こんな状況じゃあ、ちょっとねぇ~」
クロハコフグの声が聞こえたような、聞こえないような。。。
ダイバー達の潜水時間はゆうに1時間を超えている。
仕方なく船へ上がって行くダイバーを確認したのか産卵を始めたとか(私は見ていない)
基本、産卵の時は雌が上で雄が下になるものだと、現地ガイドの至さんが言っていた。
確かに、雌が産んだ卵に雄が放精するには雌が上のはず。
観客達が居なくなるのを、クロハコフグのペアーは雄が雌を守るようにして待っていたのかも知れない。
参考写真:同じ時の同じペアー。
データ詳細
撮影日
2024.10.04 #1455
撮影ポイント
屋久島 大瀬
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
2024.7.13:再投稿
2024年6月下旬。
久しぶりにクロハコフグの雄を撮った。
「臆病なクロハコフグ・雄」
久しぶりに出会ったクロハコフグの雄。
相当臆病者だった。
ちょっとした岩の小さな窪みにいて、すぐ横のもう一つ別の窪みとの間を行ったり来たり。
なかなか撮らせてくれない。
「サクッと1枚撮らせてくれたら、さっさとあっちに行くよ。
漢(おとこ)のくせに臆病ねぇ~」
私の勝手なイメージで、クロハコフグの雄は、断固”漢”であらねばならなかった!
「ミナミハコフグの雄は凄くカッコ良かったよっ!」
自分の勝手なイメージで「臆病」だの「誰々はカッコ良かった」と他と比較したり、、、。
最も言ってはいけない科白だったようにも思う。反省。
ちょっとしょぼくれた表情。
次回会うことが出来たら、褒めちぎりながら撮影してみるつもり(笑)
データ詳細
撮影日
2024.06.30 #1421
撮影ポイント
瀬底島 クマノミ山
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)