フタスジミノウミウシ

ヨツスジミノウミウシ科ヨツスジミノウミウシ属

2021.4.19:投稿



3〜4月辺りが旬なのだろうか。連続してフタスジミノウミウシに出会っている。
本種フタスジミノウミウシ、科や属の名前にもなっているヨツスジミノウミウシに酷似している。
危うく種(名前)を間違えて投稿するところだった。

体地色は乳白色。背側突起は透明だが内部の暗褐色の中腸腺が透けて見える。また、その先端は橙色。

触角と口触角も半透明だが、ぼんやりと橙色に染まり白色の斑がある個体もある。

頭部(触角基部から口触角にかけて)には橙色(赤色)の縦線が2本入る。ここが本種の特徴と言える。

因みに、ヨツスジミノウミウシは2本ではなく4〜6本の縦線が入る。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.03.09 #946

撮影ポイント

城ヶ島 梶が浜ビーチ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

分布域は日本。日本のみで観られるようだ。

 

この写真の個体は、ヨツスジミノウミウシとフタスジミノウミウシの判別ポイントである頭部の橙色の線が2本はっきりと見える。

 

私が撮った本種は何れもフクロノリに乗っているが、別の場所での写真もウェブサイトでは多い。

 

「世界のウミウシ」というウェブサイトの、フタスジミノウミウシの写真投稿数から推し測った季節性としては圧倒的に3月のようだ。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.04.04 #970

撮影ポイント

田子 白崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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