フエヤッコダイ

スズキ目チョウチョウウオ科

2024.11.3:再投稿



かれこれ10年近く1度もレンズを向けなかったフエヤッコダイを久し振りに撮った。
最後尾に掲載。





2022.8.26:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域やサンゴ礁域の浅い水深に生息。
【特徴】体色は黄色。頭部は黒色で三角形のような斑になる。眼から下は白色で吻も白色。その吻は非常に細長く筒状。体形は縦に扁平していて、体高が高い。尾柄部直前の下に1黒色斑がある。



「フエヤッコダイ」

名前の由来は、最大の特徴である細く伸長した吻を「笛」に見立ててのもの。

しかし、その吻は見た目は「笛」のようでも、メロディーを奏でるためのものではない。
この長く伸びた吻は、サンゴの枝間に棲むゴカイ類や小型甲殻類などを捕食するためのものである。


写真はちょうど、長い吻をサンゴの枝間に差し入れて捕食しているところ。


沖縄本島・万座の青い海にフエヤッコダイの黄色い体が良く映えている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.09.20 #509

撮影ポイント

沖縄本島 万座 オーバーヘッドロック

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「フィリピンのフエヤッコダイ」

 

通常、沖縄などで見るフエヤッコダイに比べてフィリピンで見る個体はとても大きく感じた。
単純な私は「オオフエヤッコダイじゃないか?」とテンションが上がった。
しかし、「サイズが大きいからオオフエヤッコダイ」などと安易で単純な話ではないことを直ぐに思い知らされた。

 

本種フエヤッコダイはオオフエヤッコダイに酷似する。
しかし、オオフエヤッコダイの眼の下(胸鰭基底)辺りの白色の部分には、そばかすの様な小さな黒点が並ぶ。

 

写真の個体には、そばかすの様な小黒点は全く無い。
シミ1つ無い美肌である。残念?!

 

フエヤッコダイはある程度の低い水温にも適応し、南日本の太平洋岸の各地でも成魚に会うことが出来るらしい。
一方、オオフエヤッコダイは国内では小笠原諸島に多く生息するが、他では稀種である。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.08.04 #294

撮影ポイント

Philippine Balicasag Divers Heaven

使用機材

Olympus XZ-1

「もう1度!!!」

2024.11.3:再投稿

 

 

海の中に居られる時間には限りがある!
空気の消費量、窒素の残留量。
カメラの電池の消費。
様々な制約がある。

 

海の中で何に時間を使うのか?
何にレンズを向けるのか?
無意識に取捨選択している。
その基準は、既に自分が撮ったことがあるかないか。
そしてその写真のクオリティがどうだったか。
自分が今迄どんな写真を撮ってきたかはそれなりに頭に入っている。
(勘違いや失念も多々あるが。。)

 

フエヤッコダイは10年程前に撮った冒頭の「青抜きの写真」が頭に鮮明に残っていて、これを超えるシチュエーションに会えるチャンスがなかなか無い。
そのため、本種フエヤッコダイを長らく撮らないで来た。
が、ここらで頭をリセットして、初心に戻ってもう一度色々な魚に向き合いたいと思っている。

 

今日はMy Birthday!
”限りがある”のは、海の中だけではない。
何に時間や体力を使うのか。。。

 

自分にとって”心ときめく”時間のために多くを過ごしたい(笑)
それはまさに私にとっての”しあわせ”

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2024.10.13 #1465

撮影ポイント

赤沢 3番

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

節子

2024.11.06

14:32

まき!

メッセージありがとう!
このところ頓に、記憶力にも陰りが、、、(笑)
一度撮った種に「これは新種!!」と勘違いしてワクワクしたり。
まぁそれも良いっかぁ~

陸で集中力研ぎ澄まして仕事してるんだから、海では”無”になるのも大事!
次一緒に潜るの楽しみ!
早速、素敵な時間になる予感!

まき

2024.11.05

14:06

お誕生日おめでとうございます⭐︎
恐るべき脳内データベースと瞬時の判断!
海の中では無為でぼへーっとしている私とは真逆で本当に面白い笑
今年も素敵な海と出会い、ワクワクに満ちた一年になりますように!!

コメント

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