ゼブラガニ
ゴカクガニ科ゼブラガニ属
2023.2.28:投稿
【分布域】伊豆半島以南。
【生息環境】サンゴ礁や岩礁の礁原や礁斜面に生息。イイジマフクロウニやラッパウニと共生。宿主の棘の間に隠れ棲む。生息水深は2~50m。
【特徴】体色は白色で暗褐色のの縦縞模様で覆われる。
「ゼブラガニ」
和名はその由来を調べるまでもない。
ゼブラ(シマウマ)模様をしたカニ。
本種は猛毒を持つイイジマフクロウニやラッパウニの棘の間に隠れ棲み、外敵から身を守っている。ところが、その大事な宿主の棘や管足を刈り取る習性がある。
黒潮生物研究所の記事では「ゼブラガニが刈り取るのは、自分の体が入る上下一列のみで二列や十字とはならない」と書かれている。
海の中でイイジマフクロウニなどを見かけて、まるでバリカンで刈り取られたような部分があるとゼブラガニがいるサインにもなる。ただし、これらのウニは猛毒を持つので、指示棒などを使い決して素手では触ってはいけない。
「後ろ姿か正面顔か」
私はゼブラガニを見ると、ゼブラ模様の背面・甲羅を撮りたくなる。
それでもやはり、図鑑には正面顔も必要だと思い直して、前に回り込んでチャレンジするがこれが存外難しい。
参考写真:2018.1.20 @田子 弁天島
この時も上手く隠れられて、私の負け。笑
データ詳細
撮影日
2018.01.26 #671
撮影ポイント
熱海 ソウダイ根
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「柏島のゼブラガニ」
このゼブラガニが棲んでいるのは何というウニだろう?
イイジマフクロウニでもテッポウウニでもない。
アルファベットの「Y」の字がたくさん見える。
調べたが答えには行き着かなかった。。。宿題。。。
上は正面顔。下の写真は後ろ姿。
同じ時の同じ個体。
やや分かり難いが、この時のゼブラガニはペアーだった。
データ詳細
撮影日
2020.07.04 #884
撮影ポイント
柏島 レッドロック
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
データ詳細
撮影日
2020.07.04 #884
撮影ポイント
柏島 レッドロック
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
せつこ
2024.07.08
21:05
通りすぐり 様
コメントありがとうございます。
ご教示頂いた通りYの字は「ラッパウニ」の管足ですね。
この時はなんだろう?と思って「宿題」としました。
宿題があったことすら、失念しておりました(涙)
ラッパウニについては、つい数日前(‘24.7.2)に投稿した所です。
ご紹介頂いた[みさきのうみしださん]のポストも見させて頂きました。ありがとうございます。
頂いたコメントに気付かず、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
通りすぐり。
2024.07.01
12:20
お邪魔します。
「アルファベットの「Y」の字がたくさん見える。」の記載につきまして
4年前のポストという事で既にご存じかと思いますがこの管足はラッパウニになります。
xのみさきのうみしださんyのポストにYの字型に閉じた画像が載っています。(https://x.com/Crinoidea_hk/status/1759687367643091243)
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