ユメウメイロ
スズキ目タカサゴ科
2023.1.28:投稿
【分布域】小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良いサンゴ礁域に生息。水深20~30mで群れを作る。
【特徴】体色は青白い。背鰭後方の基底から黄色域が始まり尾鰭へと続く。尾鰭の切れ込みは深い。体高が高い。
【識別ポイント】同科のウメイロモドキに似ているが、一番の違いは本種は体高が高いこと。また、黄色域も狭い。ウメイロモドキに比べて頭頂部が盛り上がっている。虹彩が赤色。
「ユメウメイロ」
夢梅色=漢字表記
ユメウメイロとは、何と良い名前を持った魚だろう。
タカサゴ科には本種ユメウメイロとウメイロモドキ、フエダイ科にはウメイロがいる。
この3種、”ウメイロ” 繋がりであり、見た目もよく似ている。
しかしもし魚相(人相)というものがあるとするならば、本種ユメウメイロはその中にあって一際”キツイ魚相” ”恐い魚相”をしている。(個人的な識別ポイント)
日本では数が少ないそうだが、パラオの海ではユメウメイロの見事な群れを見ることが出来る。
参考写真:同じ時の写真。
データ詳細
撮影日
2014.02.16 #396
撮影ポイント
Palau New Drop Off
使用機材
Olympus XZ-1