ヤシャベラ
スズキ目ベラ科モチノウオ属
2023.5.18:投稿
【分布域】奄美大島以南。琉球列島。
【生息域】水深10m前後の浅く潮通しの良いサンゴ礁で見られる。普通種。
【特徴】雌雄の色彩はほぼ同じ。眼の後方から胸鰭の周辺が朱色から濃いオレンジ色。体側に数本の暗色の横帯がある。小さな個体には朱色域がない。幼魚は内湾の枝サンゴの合間や下などで単独で見られる。体色は茶褐色で、背鰭や臀鰭に眼状斑はなく、体側に白色のラインが4本以上ある。
「ヤシャベラ」
分布域は南の海に限られるが普通種である。中型種。
幼魚の写真がないので今迄投稿を控えていた。
今も幼魚の写真を撮ったことがないのは同じだが、、、。
そろそろ投稿!笑(単なる気まぐれ)
さて、本種の名前「ヤシャベラ」。
”夜叉”だろうか?
”夜叉”はサンスクリット語の”ヤクシャー”などの音から来ているとか。
古代インド神話や仏教の経典や説話に登場する悪鬼のことらしいが、必ずしも怖い顔をしているわけではない。
ただ、夜叉のお面などはかなり怖いイメージ。
”夜叉”のどんな所と、このベラのどの辺とが結びついての命名なのだろう?
参考写真:2014.3.4 @石垣島 スモールワールド
私が撮ったヤシャベラのどの個体にも、朱色の域に小さな黒斑が散在している。
データ詳細
撮影日
2023.05.05 #1268
撮影ポイント
奄美大島 倉崎ビーチ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)