ヤマシロベラ
スズキ目ベラ科シラタキベラダマシ属
2021.8.26:投稿
【分布域】伊豆・小笠原諸島、静岡県富戸、沼津、和歌山県串本、高知県柏島、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域、サンゴ礁域に生息。潮通しの良い水深10〜30m程の岩礁やサンゴの根の周りの砂底で多く見られる。
【特徴】成魚の雄相の背面は地色が緑色がかった暗色で、そこに暗色の不規則な模様が入る。腹部には黄色の斑点が散在する。但し、雄相の背面の色彩にはバリエーションが多い。尾鰭外縁に黒色の縁取りがある。雌への求愛時には背鰭先端の棘を立てる。雌相の背面は薄い黄褐色。体側に黒斑などはない。幼魚の体側は橙色で眼の上にブルーの縦線が入る。
ヤマシロベラ 幼魚
ヤマシロベラは思い入れのある好きなベラである。
今回図鑑を見て、雄相も格好良いと改めて認識した。できれば成魚の雌雄が揃ったところで投稿したいが、なかなかそうもいかない。さりとて埋もれさせるには忍びないのが本種ヤマシロベラの幼魚。
IOP(伊豆海洋公園)の「1の根」の際の砂地で紹介された時は、ライトに照らされて目を見張るような美しさだった。
参考写真:同じ時の写真。
データ詳細
撮影日
2016.12.02 #608
撮影ポイント
伊豆海洋公園
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)