ヤマドリ

スズキ目ネズッポ科

2023.3.7:投稿



【分布域】北海道積丹半島、新潟県~長崎県の日本海・東シナ海沿岸、南日本の太平洋沿岸、伊豆諸島。
【生息域】水深10mまでの岩礁周辺の砂底や海藻の生い茂る場所に生息。
【特徴】体色は赤褐色で青色の小斑点が点在する。雄の第1背鰭は著しく大きく横帯が入る。また基部中央には青色の眼状斑がある。雌の第1背鰭は小さい。



「11年目の雄」

2012年川奈のビーチでヤマドリの雌の写真を撮った。

ヤマドリの”見どころ”?は何と言っても雄の第1背鰭。
体の大きさと比較して、途轍もなく大きく立派である。

雄の写真をゲットするまでヤマドリの投稿は自重?してきた。



正直、図鑑の写真やイラストで見る雄の第1背鰭は”こんなもの”ではない。
”こんなもの”は私がやっと出会った雄の第1背鰭のこと。

やっと出会えて喜んでいるのか、不満なのか。。。。。笑


参考写真:同じ時の同じ個体。
第1背鰭のド・アップ。
このヤマドリは雄の若い個体なのだろうか?
背鰭の大きさは何に左右されるのか?
立派な雄になって背鰭も大きくなったこの子に再度会いたいものである。


データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2023.01.29 #1235

撮影ポイント

田子 白崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ヤマドリ」

 

”ヤマドリ”とネット検索すると鳥類のキジ科のヤマドリが出てくる。

本種の和名の由来は不明。

 

写真はヤマドリの雌。
本種は同属の中では最も温帯域に適している。

 

上に本種の見どころは雄の大きな第1背鰭と書いたが、、、。
それ以上の見どころは、雄と雌の産卵シーン!
日没直後にペアーで岩の上から舞い上がる産卵行動を取る。
また雄同士の縄張り争いも、かなりの見ものらしい。お互い食いついたらなかなか離れないらしい。

 

参考写真:同じ時の同じ個体。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.06.01 #285

撮影ポイント

川奈ビーチ

使用機材

Olympus XZ-1

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