ウスクレナイウミウシ
イロウミウシ科アデヤカイロウミウシ属
2023.5.12:投稿
【分布域】西太平洋、中部太平洋。
【特徴】背面はピンク色で個体によって濃淡が見られる。外套膜周縁は外から順に橙黄色、黄色、太い白色の帯で縁取られる。触角は軸が半透明の白色で褶葉は橙色で白色の細点が散在する。二次鰓も同じく橙色で白色の細点が散在する。15mmに達する。
「ウスクレナイ色」
ウスクレナイウミウシと言う名前もきれいだし、色彩も控え目で上品なウミウシ。
このウミウシも昨日(2023.5.11)投稿したホソスジイロウミウシと同じ時に見た。
こちらも初めての遭遇。
奄美大島の海は、他の海では中々見ることが出来ないウミウシに出会う機会が多い。
ところで突然話が飛ぶが。。。
現地のダイビングショップからダイビングポイントへ向かう車中。
「元ちとせ(歌手)は奄美大島の出身だよね」と私が言うと、誰かが「元ちとせと一青窈は似てるよね」と。(似てる???笑)「一青窈は台湾出身だったよねえ」
「それにしても”ハナミズキ”の歌詞がイマイチ意味がよく分からないんだけど~」「”ハナミズキ”って映画を観たことあるけど恋愛映画だったよ」etc.
こうして話は広がって行った。(ネットで調べると2001.9.11同時多発テロ事件をモチーフにしているとの説も)
話を「ウスクレナイウミウシ」に何とか戻すと。。。
薄紅色(うすくれない色・うすべに色)は淡く、ややくすんだ紅色のこと。
まさに、このウミウシにぴったりな名前。
歌のハナミズキには以下のフレーズが繰り返される
「薄紅色(うすべにいろ)の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと終わりますように
君と好きな人が 百年続きますように」
(また、この話に戻ってしまう。涙)
データ詳細
撮影日
2023.05.05 #1270
撮影ポイント
奄美大島 ピアテグリ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)