ウロコマツカサ
キンメダイ目イットウダイ科

2025.10.2:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、琉球列島、小笠原諸島。
【生息域】岩礁域やサンゴ礁域外縁の25m以深に生息。
【特徴】体は白っぽく、頭部や鰭は対照的に鮮やかな赤色をしているのが特徴。ほとんどの場合、小さな群れでいる。日本では数が少ない。
「イットウダイ科の魚」
屋久島の現地ガイド・至さんに教えて貰った。
本種ウロコマツカサ!
イットウダイ科の魚は判別が難しい。
セグロマツカサ、アカマツカサ、ツマグロマツカサ、クロオビマツカサ、ヨゴレマツカサ。
これらの魚の違いを理解して、種を特定するのは海中では特に難しい。
本種ウロコマツカサの特徴は、体が白っぽく一際腹部が白く、頭部が赤い。
もしかしたら、以前にも屋久島の海で見ていたかも知れない。
”見て”いても、漠然と見ていただけで「ウロコマツカサ」だと認識してなかった。
増してや、それが「my新種」だとも思わずに、ただ視界の中に居ただけだっただろう。
それを気付かせて、紹介してくれた。
至さんをはじめ、こうして強力にサポートしてくれる人々の存在で成り立っているこの図鑑。
ありがたい!
感謝。
データ詳細

撮影日
2025.09.27 #1557
撮影ポイント
屋久島 横ヨコ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)