ウミテング
トゲウオ目ウミテング科
2021.1.17:投稿
沿岸部の浅い砂地に生息。
長く突き出ている吻を、天狗の鼻に見立てての命名。
特徴的な吻の先は丸みがある。体の背中にあたる部分は凹凸がある。ウミテング科の魚は硬い骨板でおおわれているそうだ。色合いは褐色や灰色、黄土色などで網目状の模様がある。翼のように広げているのが胸鰭。
基本あまり動かないでじっとしている。細長い腹鰭を使って這うように移動するが、動きは極めて遅い。
小型の甲殻類やプランクトンを餌としている。
それにしてもこのウミテング、実物を目で見ても写真で見ても何処がどうなっているのか分かりにくい体。
データ詳細
撮影日
2018.06.14 #707
撮影ポイント
柏島 レッドロック
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
ウミテングは単独あるいはペアーでいる。私の記憶ではペアーだったことの方が多い。
1枚目の写真の個体(この写真の奥の個体も)を見ると、眼が後ろ方向に付いていて前へ進む時の視界はどうやって確保されるのか気になった。しかし手前の個体は、眼が前を向いていて私の心配は杞憂であった。眼球の回転角度が大きいのだろうか。
ウミテング科の学名はPegasidae ギリシャ神話のペガスス
ウミテングの英名はLittle dragonfish あるいは Sea moth
色々格好良い名前が付いてると思ったが、最後に「moth」ちょっとがっかり。
データ詳細
撮影日
2020.03.10 #862
撮影ポイント
大瀬崎 湾内
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)