ツリフネキヌヅツミ

巻き貝の仲間 ウミウサギ科

2023.4.21:投稿



【分布域】房総半島、三浦半島、伊豆半島、紀伊半島、四国南部、山口県、奄美大島、沖縄県。
【生息域】潮下帯~200m。
【特徴】殻は非常に細長い紡錘形をしている。殻高は30~70㎜。殻の色は白色か淡紅色。両端は非常に細長く尖り、強く反る。
軟体は殻と同じ色の部分に褐色の群雲模様が広がり、そこに白色の水玉模様がある。さらにその水玉模様の上に白色の小さな突起がある。




「吊り舟絹包」

本種の生息域は深い。
この写真は、10年以上も前の1枚。
どんな場所で撮ったかは、もはや記憶はない。
ただ、この時のログブックの記録を見ると「最大水深30m」とある。やはり深場で出会ったのだろう。


本種の名前の由来。
「ツリフネ(キヌヅツミ)」は、生け花で使う船の形をした「釣り花生け」(花器)に似ていることから来ているとか。



図鑑には「ウミウサギ科を代表する美しい貝」と記されている。



データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.12.20 #322

撮影ポイント

田子 弁天島

使用機材

Olympus XZ-1

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