ツノダシ

スズキ目ツノダシ科

2021.2.15:投稿

ツノダシ科は1属1種、本種ツノダシのみで構成されている。

もう少し詳細を見ると「スズキ目ニザダイ亜目ツノダシ科」

図鑑ではお隣がニザダイ科。ツノダシは「ニザダイ亜目」ということはこの両種生物学的に何か近いものがあるのだろうか。

太平洋からインド洋にかけての熱帯の海のサンゴ礁や岩礁に生息。

日本での分布域は南日本の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島。

水深10m位に生息して、突き出た口吻を使って岩やサンゴの隙間の海綿やサンゴ藻、エビなどを捕食して生きている。

「ツノダシは通常単独か2〜3尾で行動する」とどの図鑑にも書かれている。写真のツノダシを数えると10尾いる。ふと、写真の群れは本当にツノダシか?と自信がなくなったが、配色などから紛れもなくツノダシ。

パラオのブルーコーナーではほんの短い期間(1週間程)に数百尾のツノダシの大群が見られるそうだ。産卵のためと思われるが未確認だそうだ。

ツノダシはチョウチョウウオ科のハタタテダイに良く似ている。
(下の参考写真はチョウチョウウオ科の”ハタタテダイ”)
更に下のツノダシの個体写真と見比べると特徴が良く分かる。

遠くからも分かる尾鰭の色。本種は黒色。ハタタテダイは黄色。

眼の位置も違うが海中ではそこまで判別するのは難しい。

因みにチョウチョウウオ科には、ハタタテダイとムレハタタテダイがいる。両者の見た目はほぼ変わらない。単独或いはペアで行動するか、群れで行動するかの違いくらいのようだ。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2011.12.20 #263

撮影ポイント

田子 弁天島

使用機材

Olympus XZ-1

やっとツノダシの真横からの図鑑写真が撮れたと思ったが、、、、。
ツノダシご自慢?の長く伸長した背鰭がフレームアウト。掟破りだと承知してはいるが、下の参考写真との「合わせ技1本」でお願いしたい。

 

他種との比較ではなく、改めてツノダシの特徴を見ていきたい。
体は薄く扁平している。体高が著しく高い。白色の体色に黒色の横帯が2本ある。口吻は突き出ていて、その付け根は黄色。唇は黒色。眼は口吻より高い位置にあり、黒色の横帯の中に吸収されている。そして背鰭の一部が著しく糸のように伸長している。

 

参考写真:ツノダシの全体像

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.01.23 #947

撮影ポイント

田子 沖の浮島根

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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