ツマキヤドリエビ
テッポウエビ科ヤドリエビ属
2022.3.7:投稿
【分布域】房総半島以南。
【生息環境】サンゴ礁や岩礁の潮間帯に生息するウニ類に共生している。生息水深は1~10m。
【特徴】体は光沢のある濃紫色。体はずんぐりしている。背中線上に淡紫色の不鮮明な縦帯がある。第1はさみ脚は左右同じ大きさ。指部はオレンジ色。
「ごっ。ゴキブリ?!」
そもそも体が”黒光りする”という時点で、ゴキブリの親族ではないかと思う。見た目も似ているような。笑
ツマキヤドリエビは海の中に棲む甲殻類・エビである。
多くの場合シラヒゲウニやその他のウニ類と共生している。ウニの棘の間だけではなく、周辺へ出ていることもある。
紹介された時は細かいところまで気付いてはいなかったが、撮った写真を良く見ると、指先をオレンジ色にした”お洒落さん”。「ゴキブリ呼ばわり」は失礼この上ない!
因みに本種「ツマキヤドリエビ」かつては「ムラサキヤドリエビ」と呼ばれていた。
参考写真:同じ時の同じ個体。
かなり小さなエビだった。
データ詳細
撮影日
2019.06.21 #803
撮影ポイント
高知県柏島 勤崎
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)