ツマグロサンカクハゼ
スズキ目ハゼ科サンカクハゼ属
2022.3.26:投稿
【分布域】高知県、奄美大島、沖縄諸島、西表島。
【生息域】サンゴ礁域に生息。内湾の中程の水深10~40mのガレ場や崖下の砂だまり、サンゴの周辺で多く見られる。
【特徴】第1背鰭は烏帽子型で上半分が黒ずむ。上顎が突出する。体長は4~5cm。
【識別ポイント】近似のヒレフリサンカクハゼは第1背鰭が三角形であり、その鰭の先端は黒色だが直ぐ下に赤茶色の斑がある。
「千三つ(せんみつ)」
不動産屋さんの土地売買の成約は「千に三つ」位の確率だとか。
成約に至れば扱う額は大きいが、その難しさを表す言葉として、この「千三つ」と言う単語を昔聞いたことがある。
冒頭の写真の個体のように、砂地にひっそりと佇むハゼは案外と多い。
しかし、海中で特徴を識別するのはなかなか困難だ。
撮っても撮っても同じ種であることはまま。
”無駄”を承知でシャッターを切る。
私のシャッターを切る数の中での新種ゲットも「千三つ」。
本種ツマグロサンカクハゼは、0.3%の確率?でモノにしたハゼ!
データ詳細
撮影日
2018.11.24 #753
撮影ポイント
石垣島 大崎ミノカサゴ宮殿
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)