ツマグロマツカサ
キンメダイ目イットウダイ科
2023.7.27:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、琉球列島:インド・太平洋。
【生息域】岩礁域、サンゴ礁域に生息。潮通しの良いサンゴ礁の斜面やドロップオフの側面の亀裂や穴などで見られることが多い。
【特徴】体色はやや赤みを帯びた灰色。背鰭、臀鰭、尾鰭の縁が黒色。頭に比して眼が大きい。
「夜行性」
本種ツマグロマツカサに限らず、イットウダイ科の魚は夜行性であることが多い。
昼間は斜面やドロップオフの側面の亀裂や穴など位場所で群れを作っている。
図鑑『日本の海水魚』には「この科の魚は夜行性が多いようで、昼間は穴や岩陰に潜んむことがほとんどだ。そのため眼が大きいものばかりなのだろう」と書かれている。
写真をよく見ると「鰭の縁が黒色」と言うだけではなく、その内側は暗紅色、或いは葡萄色とでも言うようなお洒落な配色になっている。
参考写真:2014.2.17 @Palau Blue Hole
冒頭の写真と同じパラオのブルーホールでの1枚。
記憶ではホールの中ではなく、ドロップオフの側面のちょっとした窪みにいた。
意図した黒抜きではなく、上手く設定出来なかったのが原因。
データ詳細
撮影日
2015.03.18 #471
撮影ポイント
Palau Blue Hole
使用機材
Olympus XZ-2