ツバメタナバタウオ
スズキ目タナバタウオ科
2022.8.14:投稿
【分布域】琉球列島。
【生息域】サンゴ礁外縁のドロップオフ側面の暗がりや穴、洞窟などに生息。
【特徴】体色は青みを帯びているが、水中では黒っぽく見える。尾鰭は2叉している。体高は低く、背鰭や臀鰭は体に対して大きい。腹側を上にしてホバリングしている。体長はおよそ5㎝程の小型種。
「ツバメタナバタウオ」
洞窟などの中の窪みで、岩の天井付近に単独或いは数匹で生息する。
腹部を上にして逆さまになってホバリングしている。
背鰭や臀鰭は大きく、体高は低い。尾鰭も2叉している姿が「燕・ツバメ」に似ている。
鳥類のツバメは光沢のある藍黒色で、尾は二股形。体は細長く、翼が大きく飛行に適している。
こうしてみると、両者は本当に似ている。
分布域は極めてシンプル。
琉球列島のみ。
2012年に石垣島で会って以来、2022年8月久米島で10年振りの再会となった。
2度共、同じような水路(洞窟)の中の暗い窪みにいた。
本人(ツバメタナバタウオ)が暗い小さな窪みが好きなのだから、余計なお節介だろうが。。。
透明度が高く、陽が射し込む、明るく青い海を自由に泳がせやりたい。
ツバメが空を自由に羽ばたくように。
参考写真:2012.11 @石垣島 洞窟
データ詳細
撮影日
2022.08.07 #1172
撮影ポイント
久米島 アカ下
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)