トラウツボ
ウナギ目ウツボ科
2021.7.4:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆・小笠原諸島、屋久島、屋久島、伊江島。
【生息域】沿岸岩礁域のごく浅い水深に生息。
【特徴】顎が湾曲していて、口を完全に閉じられない。常に開けられた口からは鋭い犬歯状の歯が見える。前鼻孔(吻の先)後鼻孔(眼の上)ともに管状で、特に後鼻孔は長く伸びている。夜行性で小魚や甲殻類、タコなどを食べる。体色は赤味が強い個体が多いが、赤褐色、暗褐色、黒色、白色など様々な色の斑紋が体を覆う。老成すると色合いが淡くなる。体は扁平していて胸鰭と腹鰭は退化している。性質は獰猛だがこちらが何もしなければ危害を加えてこない。温帯種。普通種。
全くの私感に過ぎないが、トラウツボとは井田や伊豆海洋公園、黄金崎、八丈島のビーチポイントなどでエキジット口へ戻る時に良く眼が合う。ごく浅い水深で岩の隙間から威嚇してくる。「そんなに怒らなくても、今帰ってるところだから用はないよ」と伝えることにしている。何故かエントリーの時はあまり眼に入らない。
データ詳細
撮影日
2013.10.07 #373
撮影ポイント
黄金崎ビーチ
使用機材
Olympus XZ-1
英名:Leopard moray eel Dragon moray eel
豹、龍、虎 色々な名前があるが意図するところは理解出来る。
一部情報によりますと(笑)
トラウツボをタタキにして食べると絶品だとか。
食べ物に対してはかなり保守的で、好奇心ゼロな私。チャレンジしようとは思わない。
データ詳細
撮影日
2014.12.03 #459
撮影ポイント
伊豆海洋公園
使用機材
Olympus XZ-2