トンプソンアワツブガイ
コトリガイ科コトリガイ属
2021.6.11:投稿
【分布域】インド〜太平洋
【大きさ】4mm
【形状・特徴】体(外套膜)は黒褐色.。白色で縁取られた黄色の斑紋があり、そこはやや盛り上がっている。貝殻は内在性。頭部や尾は体と同じ黒褐色だが腹足や頭部の下側は白色。
【分類】本種は頭楯(とうじゅん)目に属している。この目の中にはブドウガイ科、カノコキセワタ科、ウミコチョウ科などが属している。触角はなく、頭部には頭楯を形成する。貝殻は外在性、内在性、無殻など様々。
「チョコレートの上に目玉焼き?!」
正直、ウミウシは小さすぎて私の目には良く色形が分からない。レンズを通して液晶画面でなんとなく確認できたり、撮った写真で「こんな模様だったのか〜」と後になって分かることがほとんど。
しかし、本種トンプソンアワツブガイは見た途端に「目玉焼き!キタ〜!」と思った。笑
図鑑で見ていた”トンプソン”ウミウシ。事前に色形を知っていると、何故か視力がアップする?!
それにしてもこの個体、卵を何個使って目玉焼きを作っているのだろう?
データ詳細
撮影日
2021.05.02 #975
撮影ポイント
奄美大島 大仏サンゴ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)