トビギンポ
スズキ目トビギンポ科
2023.10.13:投稿
【分布域】千葉県以南。
【生息域】潮間帯の潮溜まりや潮下帯の砂礫底に棲み、半ば砂礫に埋もれていることが多い。
【特徴】頭部は縦扁し、その横断面は三角形。体に8本の褐色横帯がある。上唇は著しく肥厚しくちばし状でやや下方に垂れ、下顎を完全に覆う。
「瞬発力・跳躍力」
トビギンポの名に恥じぬ、その動き。
瞬発力と跳躍力には舌をまく。
砂地の表面を手で、さぁ~と撫でると目にも止まらぬ速さで瞬間移動する。
寄り目気味の黒い瞳が2つだけ、砂から覗く。
通常は完璧に砂に潜り込んでいるか、或いは眼だけを出しているか。
皆に砂の表面をしつこく撫でられ、跳び逃げ潜り・跳び逃げ潜りを繰り返す。
写真は、もはや疲れたのか全身を現したところ。
体長3cmほど。
データ詳細
撮影日
2023.09.30 #1320
撮影ポイント
屋久島 ガジュマル前
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)