テントウウミウシ

ハダカモウミウシ科アオモウミウシ科

2021.3.30:投稿


「テントウウミウシ」という名前から、当然のように「てんとう虫」を連想した。
てんとう虫にも色々なバリエーションがあるようだが、赤色の羽に7つの黒い水玉模様があるナナホシテントウの姿が真っ先に思い浮かんだ。

本種テントウウミウシも、球体のようなつるっとした体の表面に黄色の斑点があるのだと長い間思っていた。

この写真を撮った時(2012年)は、触角の根本に極小の黒点(眼)が写っていることに感動した。
もちろん?海の中では「眼」の存在など気付きもしなかった。

その辺も含めて、当時はまあまあお気に入りの写真だった。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.03.12 #270

撮影ポイント

田子 白崎

使用機材

Olympus XZ-1

カメラをミラーレス一眼のOM-Dに持ち替えて撮ったテントウウミウシの写真を見て驚いた。

 

黒色から濃紺色の体の背面を同じ色の突起が覆っていて、その先端が黄色(橙色)だと分かった。黄色い突起は尖っておらず丸みを帯びている。
改めて図鑑の写真を見れば、突起の存在が分かるのだが「てんとう虫」の先入観が眼を曇らせていたらしい。
OM-Dの解像度はそうした先入観をも打ち破って見せた。まさに目からウロコ。

 

触角と尾は半透明で青色あるいは白色の細点が密に入る。
因みに、尾があることも今日まで知らなかった。

 

ミルの上に乗っていることがほとんど(ホストとしている)。

 

写真の個体背側中央に突出ているのは肛門。

 

参考写真:背面が突起で覆われているのが良く分かる。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.04.04 #781

撮影ポイント

北川

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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