テングノオトシゴ
トゲウオ目ウミテング科
2023.12.30:投稿
【分布域】相模湾、駿河湾、高知県柏島。
【生息域】沿岸浅所の砂泥底に生息。
【特徴】体色は黄色系、白色系などの異変が見られる。ウミテングに似るが、本種は吻が短い。吻の先が雌は小さく尖り、雄は膨らんでいる。体はウミテングよりずんぐりしていて、背中のごつごつした部分がやや丸みを帯びている。
「黒い石? レア種です!」
12月24日、とおに陽も暮れた17時24分。
本種・テングノオトシゴに出会った。
福岡から参加の”え口さん”が見つけた。
こんな黒い石ころのようなものが、魚だとどうして分かったのだろう(笑)
仮に老眼でなくても、到底私には分からなかっただろう。
”え口”さんから皆への、クリスマスイブのプレゼント!?!
テングノオトシゴ。
図鑑には「やや稀種」と書かれている。
私にとってはもちろん、my新種。
体色は変異が多いと書かれているが、この個体は黒色。
背中の上に砂粒が乗っている。
乳白色の吻。
体の大きさには不釣り合いな程大きな眼、そして胸鰭も尾鰭も立派。
見つけた人も凄いし、こんな生物が棲む柏島の海もやっぱり凄過ぎる!
データ詳細
撮影日
2023.12.24 #1363
撮影ポイント
柏島 竜の浜
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)