テングカワハギ

フグ目カワハギ科

2021.11.28:投稿



【分布域】八丈島、小笠原諸島、高知県、愛媛県、琉球列島。
【生息域】水深30m以浅のサンゴ礁域に生息。礁池など浅い水深で多く見られる。ミドリイシ類のポリプを摂食し、その周辺でペアーでいる。
【特徴】体色は淡い青緑色の地色に黄色斑点が一面に並ぶ。尾鰭後方に1黒色斑を持つ。吻が長く突き出る。眼から前方へ伸びる黄色いラインが1本。体長は約10㎝の小型種。




「テングカワハギ 雌」

お洒落な色彩の魚。眼が太陽のようだとの説もある。食用ではなく、鑑賞用として人気。

沖縄本島や石垣島で何度か出会ったことがある。その為か南方種のイメージが強い。

ただ残念なのはカワハギ科の魚特有の角(棘)が立っていない写真ばかり。そもそも角(棘)を立てているところを見た記憶がない。


テングカワハギの雌雄の見分け方は、通常の魚の腹鰭の位置にある「腹部膜状部」が黒色なのが雌。この場所に白色や黄色の斑点が入るのが雄。



参考写真:2015.9.19 @沖縄本島 恩納村 山田
この写真に写り込んでいる4匹。上記の雌雄の判別方法では全て雄ということになる。




データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.11.24 #755

撮影ポイント

石垣島 名蔵湾 マッシュルームⅡ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

コメント

※メールアドレスが公開されることはありません

CAPTCHA