タキゲンロクダイ

チョウチョウウオ科

2020.12.17:投稿



潮通しの良いサンゴ礁外縁の水深30m前後に生息。日本での分布域は南日本の太平洋側、伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島など。

私が初めて出会ったのも、田子の沖の浮島根のドロップオフ25〜27mだった。そこまで下りて行けず上の方から撮った。(参考写真)

体側中央にある幅広な2本の横帯がV字のように腹鰭辺りで重なる。腹鰭は黒色。眼を通る線と体後方の帯と合わせて4本。これらは茶黄色から濃い焦げ茶色をしている。尾柄部分にも黒色の細い帯がある。

背鰭が高く、体は三角形のような形をしている。幼魚の特徴の眼状斑が薄っすら残っているのでこの個体は若魚位だろうか。15〜20cm程だった。

やや稀種。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.06.15 712

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

図鑑には「幼魚は大型のカイメン(ミズガメカイメン等)の中で生活する」と書かれている。
この個体はまさに大きなカイメンの中にいた。幼魚の特徴である眼状斑がくっきりとある。鼻筋を通る線も明確。大きさは4〜5cmだった。

 

参考写真:こちらは住処のカイメンも小さく、住人のタキゲンロクダイ幼魚も極小だった。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.12.06 939

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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