タキベラ

スズキ目ベラ科タキベラ属

2023.5.20:再投稿



2021年9月に投稿した時に「幼魚」として掲載した個体より、更に幼いタキベラに出会った!!
奄美大島でインストラクターの将史君が見付けて紹介してくれた。

2021年トップを飾った?!写真は”参考写真”に格下げした。
新たな、これぞ正真正銘の「幼魚」の写真をトップに据えた。




2021.9.29:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、和歌山県南部、高知県柏島、屋久島、(琉球列島では稀)
【生息域】潮通しの良い岩礁斜面のやや深い水深に生息。
【特徴】80cm近くまで成長する大型種。雌雄の色彩の差はほとんどない。



2011年に初めて訪れた小笠原でタキベラを撮って以来の長い付き合い。
自分でも理由は良く分からないが本種には愛着があるらしい。。。




「タキベラ 幼魚」・・・参考写真:2020.8.1 @八丈島 ナズマド

写真の個体、未だ幼魚と言って差し支えないと思うが、更に幼い個体には背鰭後方と臀鰭に黒色斑がある。幼魚の頃の体色は茶色で、体側中央には白色の横帯が背から腹へと通る。その横帯の直ぐ後方には黒色の大きな斑紋域がある。体長は6〜7cm。

幼魚は岩礁の根の影などで単独でいる。
一見スズメダイの幼魚に似ているが、動き方が違う。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2023.05.04 #1262

撮影ポイント

奄美大島 倉崎ビーチ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

タキベラ 若魚

 

若魚の頃になると茶色だった体色が全身黄色になってくる。
幼魚の頃にあった体側中央の白色の横帯が腹側から薄れてくる。また、黒色の斑紋域も縮小してくる。
この頃から頭部や胸鰭上部には黄色い斑点が現れてくる。体長は20〜30cm。

 

参考写真:2019.5 @小笠原諸島 ひょうたん島 猫の小根
上の写真の個体とほぼ同じ世代のタキベラ。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.09.20 #911

撮影ポイント

小笠原諸島 人丸島 猫に小判根

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

タキベラ 成魚

 

全身黄色だった若魚から、濃紺色のような褐色の体色になる成魚。体側にあった白色の横帯もこの頃には白色の斑紋へと変化している。体前方には黄色い斑点が見えている。体後方にあった黒色斑は消失している。体長は40〜50cm。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.09.19 #1046

撮影ポイント

小笠原諸島 父島 北一つ岩

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

タキベラ 老成魚

 

体長70~80cmもあろうかという大きな個体。全身灰色。
この頃には、もはや幼魚の頃の面影はほとんどない。体側に白色の斑紋が残るのみ。

 

私とタキベラの出会いはこの個体が最初。2011年、初めての小笠原で。
かれこれ10年余り前。
何やら感慨深い。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2011.05.04 #216

撮影ポイント

小笠原諸島 父島 二子岩

使用機材

Olympus XZ-1

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