スカシテンジクダイ

スズキ目テンジクダイ科

2024.9.12:再投稿



2024年5月に本稿を書きながら、スカシテンジクダイの個体の写真を撮ってないことに初めて気が付いた。「それで良いと思っている」と本文では開き直っているようだが、実は気になっていたらしい。
やはり個体の写真も欲しかった。8月の久米島ツアーで撮って来た。
最後尾に個体の写真を掲載。





2024.5.28:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、琉球列島、小笠原諸島。
【生息域】内湾のサンゴ礁域、岩礁域に生息。砂地にある根の周りで大群を作る。
【特徴】体は半透明。吻端と尾鰭の上・下葉の後端が黒いこと、尾柄に黒色の点があることが特徴だが不明瞭なこともある。





「スカシテンジクダイの大群」

スカシテンジクダイの個体を撮ったことはない。
それで良いと思っている。

スカシテンジクダイの1個体の体長はせいぜい3~5cm。
目の前を覆うような大群で生息している。


水深も深くない砂底にある根(岩やサンゴの塊)の周辺で群がっている。

いわゆる”癒しポイント”にいることが多い。


因みに”スカシテンジクダイ”との名前はやや長いため、ダイバーからは通常”スカテン”と呼ばれることが多い(笑)





参考写真:2013.5.4 @奄美大島 インオアシス
奄美大島の手広海岸や倉崎ビーチで、1~2mmサイズのウミコチョウをはじめとすマクロ生物に血道を上げるダイビングにウンザリ?していたO中さん(笑)
このボートポイント・インオアシスで、魚に紛れて気持ち良さそうに泳いでいた。
「こういう海へ来たかったんだ」彼の心の声が聞こえて来た。


アイキャッチ画像:2010.2.9 パラオのマリンレイク
ここも内湾の砂泥底。そして同じ癒しポイント。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.05.05 #281

撮影ポイント

西表島

使用機材

Olympus XZ-1

「スカシテンジクダイの個体」

 

スカシテンジクダイの見所は群れ。
だが、図鑑としては個体の写真も載せるべきだろう。

 

自己満足の感は否めないが、、、
真横からのスカテン、正面顔のスカテンが1枚の中に。
が、私的に1番好きなのは、右上でチラッとこちらに目線を送る個体(笑)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2024.08.29 #1435

撮影ポイント

久米島 イソバナポイント

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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